チョココーヒーパン

私「コレット」の自己理解のための思考整理の場です。内容はほとんどドラゴンボールのことばかりです。

神と神 感想

「神と神」の感想。

  • 現状で一番好きなドラゴンボール映画。過去の映画とは違い、鳥山明感がとても出ていると思った。
  • 最初に見たとき、最初から出し惜しみなく変身した最強の超サイヤ人3の悟空が手も足も出ないビルス、こんなのどうやって倒すんだよって思ったなあ。戦いながら界王星を壊しまくる悟空と、破壊神なのに最小限の破壊に留めるビルスが対照的で面白い。作画ミスで急に悟空の倒れてるところがえぐれてるけど、えぐれてないほうが破壊力を悟空だけに与えた感があっていいな。
  • この段階では、超3ゴテンクスやアルティメット悟飯のほうが強いのかな。ブウ編から何年か経ってるし、悟空のことだからもう抜いてるかも。
  • シュウの「とっくに犬の寿命超えてたし…」とビルスの「バカにしてるな…」は鳥山ギャグっぽくてとても好き。漫画のコマが想像できるくらい。ビルスがプリンでブチ切れるっていうバカらしさもいい。
  • 悟空が来たときのみんなの反応いいな。それにビルスに向かって言った「この星を破壊しねえでくれよ」が今となっては嬉しい。なんで全王にはそれが言えないんだ。
  • シェンロンの使い方、「誰にもわからなくなった知識を知るために使う」という今までにない感じで良い。シェンロンがビルスにビビるのとか、ビルスが会釈するのとか「神と神」ならではの演出が面白い。
  • 地味なんですが、 4人の気を注ぎ込んだニセ超サイヤ人ゴッド状態の、気が弾けるエフェクトがカッコよくて好き。
  • 神の気は普通には感じられない、という設定もそれっぽくて良い。ちゃんと凝ってる感じがある。
  • サタンの、「パパ(自分)は偉大だが純粋な地球人だぞ」ってセリフが変なんだよな。偉大なのは関係ないでしょ。「パパは確かに強いが」とかなら分かるけど。それにもうサタンは自分が悟空達より弱いことは認めてるはずだからな。
  • 悟空がゴッドに不満なのがホントに良い。画面がずっと明るくて、それも良い。軽口叩き合いながら戦うのも良い。場所を変えながら戦うのも良い。うーん、すべてが良い。CGパートはあんまりだけど…。
  • ビルスの連続エネルギー波に「飛び道具かよ!」って非難するのはちょっと意味わからん。エネルギー波は非難するようなことなのか。地球へのダメージを考えるとやって欲しくないからか。復活のFでも、地球への流れ弾をベジータが弾いてくれてたな。あと「破壊を楽しんでんじゃねえぞー!」は予告用だけに叫んだ意味のないセリフ。テーマ曲「HERO」を聴くと、今でもこの映画を見たときのワクワクを思い出す。そして、その後復活のFやドラゴンボール超で失望したことも含めて情緒が割と不安定になる。
  • 大気圏外?で最後に悟空がビルスの破壊玉を打ち破った後の画が、キレイで好きだ。そしてビルスに敵わないことがわかったこのタイミングで、ウイスビルスより強いという話や12個の宇宙の話がされる。タイミングが本当に絶妙。この頃のビルスはまだ威厳がある。
  • 悟空って宇宙や地球がかかると自分のこだわりを押し通そうとしないでいろんな手段を使おうとはする。フリーザを倒すために元気玉でナメック星ごと潰すことをいとわず、セルは自分では勝てないから悟飯に倒してもらう。ブウはひとりでは倒せないからポタラを使ったりベジータと共闘する。ビルス戦では、気に入らないけどみんなの力でゴッドになる。
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