【DB超】とよたろう版14巻の感想
全体的に戦闘描写とセリフのセンスが良くない。ベジータのセリフはほぼすべて違和感がある。ベジータ、隙あらば自分語りするから違和感があるのかな。(腐っても悪人って日本語も変だけど。これくらい編集仕事しろ)「オレも死んだら地獄行きだ」なんてよく言えるな。ドラゴンボールで一度悪人じゃない判定されてるくせに。「知るか」くらいの返しでいいだろう。「フェアに戦いたい」ってのも、相手がパワーアップしてるのをフェアじゃない(から剥ぎ取ってパワーダウンさせる)って言ってるように見えるのがダサい。細かいけど「同じトレーニングをしたらオレの方がはるかにセンスがいい」も日本語がおかしい。「オレの方が伸びがいい」とかだよね。
モロ、セブンスリーに頼りすぎでは。こいつのほうがよっぽど謎な存在だ。
ちゃんとポタラやフュージョンを使わない理由があるのはいいと思う。
メルスの棒術アクションは良い感じ。身勝手悟空の強さの描写はまあまあ良い。キメの腹アッパーは印象に残る描写になってて良かった。
今回は特に原作のシーンを(無意識になのかもしれないが)オマージュしてると思われるところが多い。キメのシーンを原作のオマージュにしないで欲しい。今回だとメルスが消える時のセリフは16号が死ぬ直前と同じ。モロがセブンスリーをもしものバックアップにしていたのは悟飯を吸収するときのブウのセリフ。身勝手を発動したときのピッコロのセリフ「大地の震えが止まった」はベジータ戦の「大気の震えが止まった」。攻撃しようとするモロの腕を掴むのは超サイヤ人に初めてなったときにフリーザの腕を掴んだときのもの。クウラ戦の方かも。モロが悟空の後ろの地面から出てくるのは17号を吸収するときのセル。
ドラゴンボール超の漫画のバトルシーン、ひたすら「ズドドド」ってやってることが多いのはやっぱりアニメのドラゴンボールZの感じなんですよね。原作じゃなくてアニメがベースになってる。タイトルロゴも、Zのやつだし…
バトル描写、モロ編は特にワンパターン化が激しいように思う。ちょっと不意を突かれたり変わったことをされるとマヌケな顔で「!」と驚く。たまに良いのもらうと「こぉっ…!」ってなる。