チョココーヒーパン

私「コレット」の自己理解のための思考整理の場です。内容はほとんどドラゴンボールのことばかりです。

ドラゴンボール世界の宇宙の広さは?

ドラゴンボール世界の宇宙でフェルミ推定をしてみます。

ナメック星までの距離

神様の宇宙船で、地球から木星まで原作の描写だと5~10秒といったところでしょうか。ここでは5秒で計算してみます。近すぎて最高速度に達していない可能性はあるけど、すべて等速度だとする。

現実での地球から木星までの距離は平均で7.5億kmらしい。

主な天体までの距離と大きさ

5秒で着いたとすると、宇宙船の速さは秒速1.5億km。光速は秒速30万kmなので、光速の500倍。年速500光年。すでに光速を超えているので単純な計算でいいか分からなくなってきたけど、ワープとか考えると計算にならないのでこのままいきます。

この宇宙船で34日(約0.09年)かかるので、ナメック星までの距離は約45光年。意外と近い。
現実で45光年くらいにある恒星としては、へびつかい座のα星ラス・アルハゲが48.56光年ならしい。また、何億光年も遠い恒星があることがわかっている。

ブリーフ博士の世界最高エンジンと丸型宇宙船の速さ

45光年先のナメック星まで、ブリーフ博士の世界最高エンジンを積んだ宇宙船だと4339年かかる。年速0.01光年。光速の0.01倍。秒速3000km。ちなみに現実のスペースシャトル(OV-105エンデバー号)は秒速7.743kmだから、それよりずっと速いみたい。

スペースシャトル - Wikipedia

サイヤ人の丸型宇宙船(を改造して悟空がナメック星に行くために使った宇宙船)では地球からナメック星まで6日かかる。単純に神様の宇宙船の34/6倍の速さで計算すれば簡単なので秒速8.5億km。光速の2800倍。ブリーフ博士の改造で丸形宇宙船より速くなることはないと思うので、丸形宇宙船はもっと速い可能性が高い。

北の銀河の広さと宇宙の広さの最小

ここからはさらに推定度が上がります。

地球は北の銀河所属であり、ナメック星は他の銀河所属であると推定されます。(北の界王の担当ではない)

ナメック星が西、南、東のどの銀河所属かはわかりませんが、各銀河を同じ大きさの円形と仮定して、隣接する銀河内の惑星同士の最大距離は直径2つ分。つまり各銀河は最小でも直径22.5光年はあることになります。

また、ベジータとナッパが最初に地球に来るのに1年かかっています。作中でわかる範囲でもっとも長い距離を移動したのはおそらくこれでしょう。正確には1年足らずですが365日として計算します。丸形宇宙船は光速の2800倍なので、1年で2800光年移動できます。よって、宇宙の広さは最小でも2800光年はあると考えられます。

ただ、ドラゴンボール世界でも地球が所属する銀河を「天の川銀河」と言っています。(確かジャコがいつだったか言っていた)

現実の天の川銀河は直径10万光年、厚さは1000光年ほどならしいです。

銀河系 - Wikipedia

木星までの距離を現実のものを使って計算しているので、天の川銀河の大きさも現実のものを使うのがスジなのかもしれませんが。

まとめ

地球からナメック星への距離は、45光年。

光速を基準にした速さは
 ブリーフ博士の世界最高エンジンは0.01倍。
 神様の宇宙船は500倍。
 丸形宇宙船は2800倍。

東西南北、各銀河の大きさは最小でも22.5光年。

宇宙全体の広さは最小でも2800光年。

備考

 ちなみにこの計算、変数は神様の宇宙船で木星までかかった時間だけなので、そこだけアニメから持ってくるなりしたら違う結果も簡単に出ますね。例えば神様の宇宙船で地球から木星までかかった時間を2倍(10秒)にすれば、各宇宙船の速さは2分の1になり、地球からナメック星への距離も2分の1(22.5光年)になります。

あとどこか計算ミスしてたら教えてください。